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ニュース・フラッシュ

2007年4月23日 ロンドン 高橋健一

ロシア・白金族金属輸出ライセンスの未発行問題、解決まで2週間から1か月程度

 各社報道等によれば、ロシアの白金族金属(PGM)及び未加工ダイヤモンドの輸出管理連邦機関であるAlmazjuvelirexportの4月18日のコメントでは、現在まで許可が下りていないPGM、未加工ダイヤモンドの輸出ライセンスについて、解決までに、あと2週間から1か月程度かかる見通しである、とした。
 この問題は、政府からの輸出ライセンスが、2007年に入り許可されておらず、ロシアからのPGM輸出が事実上停止されているものであり、PGM生産の最大手であるNorilsk Nickel社などは、世界市場における供給先への契約履行問題に直面しているものである。PGMと未加工ダイヤモンドの輸出ライセンスは、従来、長期の割当量に基づき、各輸出者に自動的に発行されていたが、2007年になり、従来の割当量などは廃止されたとしているが、それに代わるものが決定していないことによるものと見られる。ただし、従来のライセンス制廃止の対象となっているのは、PGMのうち、プラチナ及びロジウムとなっており、パラジウムに関しては従来どおりのライセンス制度は有効となっており、パラジウムに限り、Norilsk Nickel社は今回の問題には直面していないとしている。

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