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ニュース・フラッシュ

2007年4月24日 シドニー 永井正博

BHP Billiton・2006-2007年度第3四半期(3月末期)の財務報告

 4月24日、BHP Billitonは、2006-2007年度第3四半期(3月末期)の財務報告を行った。高い銅価格が生産を後押しする一方で、サイクロンとその後のメインテナンスにより、鉄鉱石とニッケルの生産が影響を受けたことを報告している。
  鉄鉱石の生産は、四半期で22,884百万t(対前年同期比8%増)、2006-2007年度の9か月間で、72,451百万t(同9%増)であった。これは、過去最高で、Pilbaraの鉄鉱石生産が強い需要に応えて生産拡大を行ったことを反映している。今四半期だけでは、サイクロンと拡張工事による生産短縮のため、対前期比では10%減少している。
  銅生産は、チリのEscondida鉱山リーチングプラントとSpence鉱山による生産増加を反映して、四半期の生産は銅金属量で357,600t(同22%増)と増加し、9か月の生産も908,000t(同4%増)と増加した。
  アルミニウムは、四半期の生産が331,000t(同1%増)、9か月の生産が1,006,000t(同2%増)と過去最高を記録した。
  ウラン生産は、鉱床の不安定性とOlympic Dam鉱山の定修等により、9か月間の生産はU3O8量で2,498t(同19%減)と減少した。今四半期の生産は883t(同3%減)ではあるが、対前期比では7%増加し品位も改善している。
  BHP Billiton社は、すべての操業がビジネス改善イニシアティブによって新記録または記録的レベルであったと述べている。
  BHP Billitonのオーストラリアにおける主要プロジェクトの状況は次のとおり。

プロジェクト名

開発コスト
(百万US$)

生産開始

生産能力

進捗状況

Ravensthorpe
(ニッケル鉱山)

2,200

2008年3月末

ニッケル
50,000t/年

建設90%完成。コンプレッサー、鉱石供給設備が建設中。

Yabubu
(ニッケル精錬所)

556

2008年3月末

ニッケル
45,000t/年

拡張工事の機械系統は完了。Ravensthorpe鉱山からの鉱石供給待ち。

Western AustraliaRGP3
(鉄鉱石)

1,300

2007年年末

鉄鉱石
20百万t/年

予定・予算内で進行中。建設53%完了。

Western AustraliaRGP4
(鉄鉱石)

1,850

2010年上半期

鉄鉱石
26百万t/年

2007年3月プロジェクト承認。作業が始まったところ。

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