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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年5月5日 リマ 西川信康

ペルー政府、Cerro Verde鉱山の自発的拠出金協約書への署名を取り止め

 5月4日、ペルー政府は、Cerro Verde鉱山の自発的拠出金に関する協約書への署名を直前になって中止した。署名中止の理由は、ギジェン・アレキパ知事が、Cerro Verde鉱山が協約書の中で国家にとって不利益となる条項を付け加えたことをデルカスティージョ首相に報告し、首相がその意見を聞き入れたためである。なお、先にバルディビア・エネルギー鉱山大臣はこの協約書に署名していたという。
 ギジェン知事によれば、Cerro Verde鉱山が付け加えた条項ではLa Tomilla水処理プラントの建設費分を自発的拠出金の一部としてカウントするという内容だった。ギジェン知事を代表とするアレキパの地方指導者らは、水処理プラント建設と自発的拠出金はそれぞれ異なる時期に定められたもので、Cerro Verde鉱山は両者を混同するべきではないと主張している。拠出金は、ロイヤルティを払わない企業が利益の3.75%を支払うというものであるが、このキャンセルされた合意書では、Cerro Verde鉱山の拠出額は水処理プラントの調査や建設に対する拠出を理由に利益の1.25%となっていたという。

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