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ニュース・フラッシュ

2007年5月8日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Teck Cominco社、経営安定化を目指し、企業買収を視野

 Teck Cominco社は、昨夏のInco社買収に失敗後、オイルサンド、石炭への多角化を目指していたように見られていたが、今後は収益の35%をベースメタルよりも価格が安定している分野で得たいとしている。その方策として、CEOのLindsey氏は、ニッケル、ウラン、鉄鉱石などへの投資をあげている。
 しかしながら、ニッケルを例に取ると、Inco社、Falconbridge社に続き、LionOre Mining社、Rio Narcea社、Dynatec社も買収され、中堅のニッケル生産者はFNX社程度しか残っておらず厳しい状況となっている。
  このような状況下、現時点では、豊富な資金力を背景に、アルバータ州のFort Hillにてジョイントベンチャーを組んでいるUTS Energy社から新たに150百万~250百万$に上るオイルサンドの権益を取得するとともに、自社株の買い戻しを行っているのが現状である。

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