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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年5月17日 シドニー 永井正博

ABARE、2006/2007年度の資源エネルギー部門のプロジェクト投資見込み金額、過去最高と発表

 オーストラリア農業資源経済局(ABARE)は、4月末時点での2006/2007年度の資源・エネルギー部門の資本支出見込みは、これまでで最高の430億A$になると発表した。このうちの86%は西オーストラリア州とクイーンズランド州に限定される。
 ABAREは、91件の鉱物・エネルギーのプロジェクトが実行中で、中期的にこれらのプロジェクトが資源部門の成長を後押しすると述べた。西オーストラリア州においては36件の新規プロジェクトがあり、投資金額280億A$で他の州・準州を併せた金額より多い。クイーンズランド州が2位で80億A$であり、北部準州が35億A$でこれに次ぐ。
 プロジェクトの大半は、鉄鉱石と石油のプロジェクトが占め、石炭とアルミニウムがこれに次ぐ。新規プロジェクトの中で規模の大きいものは、BHP BillitonのRapid Growth 4鉄鉱石鉱山拡張工事が28億A$であり、Fortescue Metals GroupのPilbara鉄鉱石プロジェクトが27.8億A$で第2位である。
 ABAREは、4月末で279件の鉱物・エネルギーのプロジェクトがあり、FS実施中または進んでいないプロジェクトが188件あると述べた。
 連邦政府のコモデティ予測担当官は、これらのプロジェクトは熟練技術者不足と資材不足とコスト圧力の競争に立ち向かわなくてはならず、中期的には進展は容易ではないと述べた。

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