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ニュース・フラッシュ

2007年5月22日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・アルゼンチン産天然ガスの供給停止による停電が発生-鉱山業界に影響-

 5月15日付地元各紙等によると、5月12日、大北部電力連結システム(SING)の一部区間で停電が発生、停電の期間は30分間であったが、北部の主要都市と鉱山業界が影響を受けた。この停電はアルゼンチンのSalta de Gener社がSINGに送っている天然ガスの供給が一時完全に停止され、供給量ゼロとなったために発生したものである。停電発生後、SINGは北部の大手鉱山会社に3時間半の間電力使用量を5%節減するよう要請したが、Escondida鉱山では自主的に電力使用量を20%低下させた。
  アルゼンチンにおける国内需要が急増しアルゼンチン側が国内需要を優先したのと、幾つかのガス配送会社が配送設備のメインテナンスを行なったのが今回の供給停止の原因である。鉱山業界筋は、「今回の停電は短時間だったため生産にはそれ程の影響はなかったが、今後こういうことが繰り返し起こらないという保証はない。非常に不安である。」と語っている。

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