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ニュース・フラッシュ

2007年6月5日 バンクーバー 武富義和

深海底鉱物資源採鉱船の建設にゴーサイン

 ベルギーの世界的な浚渫会社であるJan De Nul Groupは、スペインの造船会社La Naval社との間で、塊状硫化鉱を採掘するための深海底鉱物資源採鉱船「Junes Verne」の建設に関する契約に調印した。この採鉱船は、カナダのNautilus社がパプアニューギニアSolwana1海域での塊状硫化鉱の採掘に供される。
 船の建設費は120百万US$でJan De Nul Groupが全額負担する。2007年11月に建設開始し、2009年第3四半期の完成を目指す。
 この船にはMAN Diesel製ディーゼルエンジン4,500KW×5機、Wartsila社製のダイナミック・ポジッショニング・スラスター、SCHOTTEL-Antriebstechnik社製の舵プロペラ等を搭載し、船上で操作が可能な遠隔式のリグ(海底面下15mまで掘削可能)2機が設置される。
 Nautilus社は、海底の金、銀、銅、亜鉛の塊状硫化鉱を商業的に探査するため、2006年300百万US$を調達した世界でも希有な会社であり、パプアニューギニアのSolwana1海域(水深1,700m程度)に焦点を絞っている。同社の主な出資者はAnglo American社、Teck Cominco社、Epion社、Barrick Gold社である。

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