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ニュース・フラッシュ

2007年6月6日 シドニー 永井正博

激しさを増すウラン企業の買収

 Macquarie Bankのアナリストは、鉱山からの供給不足と投機家の投資により、2年以内にウランのスポット価格は200US$/lbに達する見込みと報告している。ウランのスポット価格は、2003年から12倍に跳ね上がり、2007年6月で135US$/lbとなっている。2006年のウラン供給は、核兵器から除去されたウランの2次供給が鉱山生産の減少を穴埋めできなかったことから、供給量が下がっている。
 こうした状況下で、ウラン鉱山企業の買収が激しさを増している。
 カナダのSXR Uranium Oneは、カナダのEnergy Metals Corporation(以下EMC社)の買収に17.5億$のオファーをした。EMC社の役員会はオファーを是認し、6月4日、合併の契約を締結した。Uranium One社のオーストラリア操業責任者のGreg Cochanは、オーストラリアのウラン企業は高く見えるが、まだまだ成長すると述べた。
  カナダのMega Uranium社のSheldon Inwentash社長は、オーストラリアでの投資機会はまだ存在すると述べた。Mega社は、ジュニア企業のScimitar Resourcesを5.1百万A$投資して5%の株を所有した。
 Paladin Resources社(本社パース、以下Paladin社)のSummit Resources社の買収は、6月1日に81.8%の株を獲得して終了した。
 Australian’s Energy Metals社(EMC社と別会社)の親会社のJindalee Resources(本社パース、以下Jindalee社)社は、ウラン探鉱会社の株の価値に関心を示している。Jindalee社と役員はEnergy Metals社の60%の株を保有しており、適切な価格で会社の経営権を譲渡したいと述べた。Paladin社とEnergy Metals社は、北部準州のBigrlyiプロジェクトでJVを組んでいる。

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