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ニュース・フラッシュ

2007年6月12日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・CODELCOの請負会社全従業員ストライキ決行か

 CODELCOの全事業所(Codelco Norte、Salvador、Andina、Ventanas、El Teniente)の請負業者従業員(2万8千名)は6月6~8日の間、労働条件の改善を求めて全国銅産業請負労働者連絡協議会(Coordinadora Nacional de Trabajadores Contratistas de Cobre=CNTC)の結成総会を開催し、この総会で6月7日に提出されたCODELCOの労働条件改善に係る最終回答案を不満としてストライキを決行すると発表した。
 CODELCOは6月4日に第1次回答案を出したが、請負労働者側に拒否されたため、再度請負会社と協議して6月7日に最終回答案を提出することを約束し、それまでストライキを行わないよう要請していた。
 CODELCOの提出した最終回答案に対し、CNTCのスポークスマンCuevas氏は「CODELCOの回答案は教育、厚生、一時金の支払いには一切触れておらず不充分である。CNTCの総会でスト決行は既に承認されているが、決行日を決めるための採決を取る」とストライキ突入の意思表示を行なった。
 これに対し、CODELCO側は「これは最終回答書ではなく、請負会社との協議結果を記した提案書である。請負従業員の労働条件を改善できるよう、請負業務の入札条件を改定することを取り決めており、生産性向上によるボーナスの支給も可能になる。また、一定期間ごとにベースアップを行なうことや固定給が賃金総額の一定比率を下回らないように配慮している。請負企業の労使間で検討して欲しい」と語っている。
 CODELCOが再度回答を出さない限りストライキは避けられない情勢である。

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