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ニュース・フラッシュ

2007年6月12日 シドニー 永井正博

豪州・インドへのウラン輸出解禁の議論

 南アジアの専門家でWollongong大学の法律の準教授Dr. Sandy Gordonは、オーストラリア戦略政策研究所(Australian Strategic Policy Institute:ASPI)報告書でインドと新しい関係について述べている。
 レポートの中で、Dr. Gordonは、ウランをインドに売ることを勧めている。彼は、インドとの二国間関係を改善し、低エミッションの燃料を発電所に供給し地球的温暖化の影響と戦う手助けをすることは、核不拡散条約の強力な支持者としての名声を傷つける不利益に勝ると議論している。
 Dr. Gordonは、インドとは、信頼できるエネルギーとコモデティの供給関係、それはあたかも中国と日本のような関係が進むと考えている。一方で、オーストラリアからのウラン輸入がインド国内の少量の天然ウランを核兵器に使用する可能性については警告している。
 現在、オーストラリアはインドが核不拡散条約を批准していないことを理由に、ウランを供給していないが、インドから輸出禁止政策を転換するよう圧力をかけられており、John Howard首相は、政府間の連携で、もしインドが何らかのセーフガードの取り決めをアメリカとIAEAと結んだら、そのスタンスを変えることができると指摘している。労働党は、インドに核燃料を供給することは依然反対している。

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