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ニュース・フラッシュ

2007年6月26日 サンティアゴ 中山 健

ブラジル・Paranapanema社再建計画

 6月18日付け地元紙等によると、ブラジルの大手非鉄メーカーであるParanapanema社は、同社の再建計画の第一歩として6月14日に同社債権者に2億レアル(約1億$)を返済した。
 同社はペンションファンドおよびブラジル開発銀行(BNDES)等に12億レアルの債務があり、今回の返済はそのうちの一部にあたる。次のステップとして同社は2006年12月に債権者との間で交わされた協定に則り、新たに同社の普通株式を発行することになっている。この新株式発行で同社は4億レアル以上の資金調達を目指しており、これは全て債権者への返済にまわす予定になっている。
 Paranapanema社はこうした新株発行が上手くゆかない場合に備え、次善の策として債権者との債務残高を更新する一方、二回の転換社債発行をも検討している。一回目は2億レアル相当の転換社債の発行であり、これは期限を発行後30か月としている。二回目は債務残高相当(6億レアル)の転換社債発行で、これは期限を11年としている。なお今回のオペレーションで同社は現在ある普通株と優先株の二つの株を普通株一本に統一することを予定している。
 Paranapanema社は、1996年に、政府系ペンションファンドの主導で、当時73社あった非鉄金属中小業者を再編統合して誕生した。Caraiba銅鉱山およびブラジル唯一の銅製錬所であるCaraiba製錬所、Eluma銅加工プラント等を操業する。

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