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ニュース・フラッシュ

2007年6月26日 北京 土屋春明

中国政府、2007年7月1日より輸出税還付率を調整

 安泰科・財政部HPによれば、財政部、国家税務総局は国務院の承認を経て、国家発展計画委員会、商務部、税関総署と連携して「一部の商品に関する輸出税還付率の引き下げに関する通達」財税「2007」90号を公布した。通達の狙いは(1) 輸出の急激な増加の抑制、(2) 中国の貿易黒字がもたらす問題点の緩和、(3) 輸出商品構成の改善(4) エネルギー消費量、環境負荷が高い商品、資源性商品の輸出の抑制、(5) 対外貿易成長モデルの転換と輸出入のバランスの促進、(6) 貿易摩擦の軽減、(7) 経済成長モデルの転換と社会・経済の持続可能な発展の促進などで、対象品目は輸出税還付を取り消す品目が553品目、輸出税還付率を引き下げる品目が2,268品目である。
 非鉄金属製品で輸出税還付を取り消された主な製品はアルミニウムの棒・形材・線材などの8品目で、現行の還付率8-11%が0%となった。また、輸出税還付率を引き下げられた品目は、鉛、亜鉛、ニッケル、錫、タングステン、タンタル、マグネシウム、コバルト、ビスマス、カドミウム、チタン、ジルコニウム、マンガンなど多品目の加工製品が対象とされ、現行の還付率8-13%が5%に引き下げられた。なお、非鉄金属製品の輸出税還付率が大幅に調整されたのは2006年9月15日以来である。
 通達では輸出税還付率の施行日時については、輸出企業が7月1日以前に当該商品の船舶輸出契約を締結していた場合は、7月20日までに同契約書を税関に報告・登録すれば現行の還付率が適用されるとしている。

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