閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年7月2日 メキシコ 小島和浩

メキシコ・ペニャスキート多金属プロジェクトの埋蔵量が大幅に増加

 ゴールドコープ社(Goldcorp Inc. 本社バンクーバー)は、メキシコ・サカテカス州のペニャスキート多金属プロジェクトにおいて、2007年に実施した試錐探査により、2006年6月の評価と比較して大幅な埋蔵量の増加を確認した旨、6月25日付け同社HPに発表した。同HPに発表された新規確定及び推定埋蔵量(proven and probable reserves)は下表のとおり。

t

 

前回評価
(2006年6月)

今回評価
(2007年6月)

増減

鉱量(百万t) 酸化鉱

87.1

110.4

+27%

硫化鉱

476.9

807.1

+69%

合計

564.0

917.5

+63%

t

酸化鉱品位  金(g/t)

0.28

0.18

-35%

銀(g/t)

23.8

18.1

-24%

t

硫化鉱品位金(g/t)

0.60

0.48

-21%

       銀(g/t)

33.2

30.8

-8%

鉛(%)

0.35

0.33

-7%

亜鉛(%)

0.76

0.72

-5%

t

金属量金(百万oz)

10.0

13.0

+31%

銀(百万oz)

575

864

+50%

鉛(百万t)

1.77

2.67

+60%

亜鉛(百万t)

3.62

5.81

+60%

 その他に上記埋蔵量を含めた精測及び概則鉱物資源量(measured and indicated resources)1,596百万t、予測鉱物資源量(inferred resources)1,220百万tが計上されている。同社は、埋蔵量及び資源量の見直し結果に基づき、粗鉱処理能力を2006年のFSで想定していた10万t/日(5万t/日のミル2基)から13万t/日(6.5万t/日のミル2基)に増加することを検討している。経済性評価及び資本コストの再検討は本年中に完了する見込みである。また、この新規試錐探査により、深部に坑内掘りによる開発が可能なマント・スカルンタイプの鉱床を捕捉したと発表している。同プロジェクトでは、酸化鉱を対象としたヒープリーチングの操業開始を2008年内、その下部に胚胎する硫化鉱の浮選操業開始を2009年末に予定しており、現在計画どおり開発工事が進められている。

ページトップへ