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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年7月10日 バンクーバー 武富義和

米国・Newmont社、金ヘッジ解消により、収益改善目指す

 産金会社世界第2位のNewmont社は、自社が生産する全ての金1.85百万ozについて、今後ヘッジしないと発表した。また、併せて、以前ヘッジ解消による損失は531百万US$になると報告していたが、578百万US$となったことを発表した。
 これに加え、第2四半期には17億US$の非現金減損(non-cash impairment)が発生するとしている。このため、Newmont社は、ノン・コア事業、すなわち証券引き受け銀行部門であり、石油、ガス等資源関連ビジネスに投資しているNewmont Capital Investment社を分離すること、または、個別取引により、アセットの売却を検討するかもしれないとも述べている。
 Newmont社のCEOであるO’Brien氏は、今回の決断について、「金のヘッジを解消することにより、株主に対し金価格の影響を最大化する」と述べている。一方、HSBCのアナリストであるFlores氏は、「今回のヘッジの廃止の動きは、投資家をなだめるために考えられた。最近5か年のNewmont社の株価は金市場の活発化にも係わらず、投資家の期待を裏切っていた。」と述べている。

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