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ニュース・フラッシュ

2007年7月17日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Cigar Lakeプロジェクト復旧進捗状況(第5報)

 Cigar Lakeプロジェクトは、2006年10月23日の坑内出水事故以降、復旧に向け地表からボーリングを実施。第1フェーズとして、出水箇所を補強、止水するためのコンクリート注入・グラウチング用ボーリング10本は掘削完了、落盤し出水した近傍の坑道の修復も完了、また排水用の大口径ボーリング4本の掘削は90%完了している。なお、規制当局は、坑内出水箇所の砂等の洗い流しとコンクリートプラグ打設を許可しており、これがうまくいけば止水並びに坑内からの排水が可能となる。
 第2フェーズは、坑内に溜まった水の排水、止水工事、坑内壁面凍結用パイプの敷設である。Cameco社は、現在、カナダ原子力安全委員会に対する排水ポンプ設置、排水処理施設の許可申請に向け、必要な作業を行っているところである。また、併せて、2007年末までとなっているCigar Lake建設許可の延長準備を行っている。
 この延長許可の申請理由は、第2フェーズの2007年第3四半期までの完了予定が、追加工事の必要から数か月延びることによる(前回の報告では第2四半期を目途としていた)。
 これに加え、Cameco社及び協力会社は、満を期すため、出水の恐れのある坑内箇所における代替退避経路、第2排気竪抗の必要性について検討を行っている。第2排気竪抗の必要性については2007年末までには決定するとしているが、もし建設が決定し、第2フェーズが遅延すれば、生産開始は2010年の終わりから2011年に遅延することとなる。
 現在、現場では掘削作業員を含む285名が従事しており、復旧工事、アクセス道路、パイプライン、水処理等地上施設の建設工事を実施中である。

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