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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年7月26日 リマ 西川信康

エクアドル・Junin銅プロジェクトのサイト周辺の土地取引を巡り新たな対立

 地元業界紙等によると、Juninプロジェクトの権益を保有するAscendant Copperが、市場価格を大きく上回る価格で鉱区周辺18か所の土地を購入した問題に対し、Junin銅鉱山開発に反対するグループは、これは、明らかに、鉱山開発による土地価格高騰を見込んだ投機的行為であり、不正取引であるとして反汚職委員会(Comisión Anticorrupción)に調査を申請した。
 これを受けた委員会は、国家農地開発庁(Instituto Nacional de Desarrollo Agropecuario, INDA)の立ち入り調査で、Ascendant Copperが購入した土地に不正取引があるとして、検察庁に対して、当時の担当者の刑事責任を追求するよう勧告した。
 これに対して、Ascendant社側は、住民が住んでいる土地は一切購入しておらず、Junin鉱区に隣接する山岳部を購入し、鉱区の不法占拠を防ぎ、自然保護を目的としたもので、反汚職委員会は一方的に反対派グループからの調査依頼を受け、Ascentant社には一切の説明を求めず、調査結果をだすのは不当であると反論している。
 一方、7月26日、Ascendant Copper社の環境影響評価調査団の40名が、車で鉱区に入ろうとしたところ、地元住民の鉱業開発反対グループがこれを阻止し、睨み合いとなり、この日の調査は断念した。鉱業活動再開の承認を得るには、環境影響評価の提出が不可欠だが、その調査すら出来ない状況にある。

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