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ニュース・フラッシュ

2007年8月7日 サンティアゴ 中山 健

ブラジル・リオドセ、海外戦略による新規プロジェクト -ペルーのリン、アルゼンチンのカリ、オーストラリアのウラン-

 2007年8月2日付け地元紙等の報道によると、ブラジル・リオドセのAgnelli社長は、リオドセの海外戦略の一貫として、アグリビジネス向けの肥料原料としてペルーのリン鉱石、アルゼンチンのカリの開発、またオーストラリアにおいてオランダのDioroと共同で原子力発電所燃料用のウラン開発を行うと発表した。
 Agnelli社長によるとエネルギーは世界経済の発展に必要不可欠であり、リオドセとしても関心を持っている分野である。特に原子力は2010年頃には世界のGNPの成長率を上回る需要の伸びがあるとしてウラン鉱床開発および生産に強い意欲を示している。
 その第一歩として、リオドセは去る7月17日にオーストラリア西部の2つのプロジェクト(KunderongおよびKennedy)についてオランダのDioroとの間で協定を締結した。リオドセは、向こう4年間で4億A$を投資することによって60%の権益を得ることが出来る(7月25日付けニュースフラッシュ参照)。ブラジルにおいては憲法により民間企業によるウラン鉱床開発・生産が禁じられていることから、リオドセはアフリカ、オーストラリア等で事業展開を進めようとしている。
 ペルーのBayóvarリン鉱石開発は390万t/年の生産規模、一方アルゼンチンのカリ鉱石開発は同国南部のNeuquén州にあり、50,000haの鉱区を獲得している。
 またアルミ製錬を電力コストの安いアフリカあるいはサウジアラビアで行うことを検討している。

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