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ニュース・フラッシュ

2007年8月21日 サンティアゴ 菱田 元

チリ・Frankenstein鉱山開発プロジェクトのFS完了

 8月17日付地元業界紙等によると、カナダCentenario Copper社は、チリ第Ⅱ州で実施中のFrankenstein鉱山開発プロジェクトについて見通しのあるバンカブルFS結果を1~2週間以内に発表するとのことである。開発費150百万US$のうち約110百万US$を借り入れ、残りは自己資金を充当する。環境影響評価の承認は既に受けており、各セクターの許認可待ちの状態である。
 このプロジェクトの弱点は、鉱石処理に大量の硫酸(鉱石1t当たり70~100kg)が必要なことで、硫酸の価格次第では操業コスト(0.80~1.00US$/lb)の3分の1を硫酸コストが占める。
 Centenario Copper社は、適当なコストで硫酸の必要量60%の供給を受けるためCODELCOと14年契約を結んだ。残り40%はENAMI又は海外から調達することを検討中である。硫酸価格が100US$/tを上回らない限り、このプロジェクトは採算割れはしない。
 Frankensteinプロジェクトは鉱量3,500万t、銅品位0.97%(カットオフ品位0.3%)で、2009年前半の生産開始で年間30,000tのカソード生産を計画している。

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