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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年9月3日 リマ 西川信康

ペルー・Rio Blanco銅鉱山開発を巡り住民投票を実施へ

 業界紙等によると、Rio Blanco銅開発プロジェクト(ピウラ県)をめぐり、同プロジェクトの影響下にある複数の集落において、9月16日、同プロジェクトを所有するMAJAZ社(Monterrico Metalsの現地子会社)の鉱業活動に対する賛否を問う住民投票が行われることになった。投票を行う住民の総数は3万人にのぼる見込みで、20の国際的な機関が監査を行う予定であるという。
 なお、ペルーの選挙管理委員会は8月半ば、この住民投票は違法であるとの見解を示し、AYABACA郡知事・PALCAIPAMPA区長・ELCARMEN DE ALA FRONTERA区長などを職権乱用の疑いで告発した。
 これに対して、地元住民の代表者は、住民投票は憲法及び組織法、国際協定によって保護されているとし、法律に基づく手段で住民の声を届けたいと主張している。また、MAJAZ社が住民投票の阻止を目論んでいると主張しているほか、8月26日には住民投票への参加を呼びかけるビラの準備をしていた23歳の男性がMAJAZ社の労働者と名乗る男の銃撃によって負傷したと非難するなど、住民投票の実施を巡る対立が深刻化している。
 同プロジェクトは、義務とされている周辺農村住民の同意を得ていないほか、水質汚染などの環境被害を恐れる鉱山反対派による過去の抗議運動では死者が発生している。

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