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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年9月4日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン・チリ国境の鉱業条約:税制ガイドラインで合意 -Pascua Lama金プロジェクト、2008年早々に建設開始-

 8月28日付の地元業界紙によると、アルゼンチン鉱業省は、アルゼンチンとチリとの間の鉱業条約を取り決めている代表委員会メンバーが、カナダBarrick Gold社の両国にまたがるPascua Lama金・銀プロジェクトを進めるため、税制ガイドラインを完成させることで合意したと発表した。
 アルゼンチン鉱業大臣Jorge Mayoral氏は、このプロジェクトの建設が2007年後半、あるいは2008年早々に開始する予定であると述べた。Mayoral氏は「Pascua Lamaプロジェクト着手前に解決しなくてはならない唯一の問題は税金である。我々が提示した内容はアルゼンチン国益を代表しており、両国双方の共通分母となる考え方に到達したと信じている。」とも述べたが、それ以上の詳細には触れなかった。
 鉱業省担当官は「Barrick Gold社執行役員が我々に語ったところによると、プロジェクト全体は計画通り進んでおり、開発期日に間に合うよう、また国境の両側での許可を得るために作業は着実に進んでいる。」と語っている。
 開発コスト23~24億US$のPascua Lamaプロジェクトでは、2010年から最初の5年間で毎年金を23~24t(750,000~775,000oz)、銀を約1,000t(35Moz)生産する計画である。チリ当局は34MW発電所建設と20MWの風力発電施設建設についての事業許可を既に与えている。

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