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ニュース・フラッシュ

2007年9月18日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル鉱業協会、IBRAMウラン探鉱に柔軟性を求める

 9月11日付の地元業界紙によると、ブラジル鉱業協会IBRAMの会長Paulo Camillo Penna氏は民間企業によるブラジル国内のウラン探鉱を許可する法制度に柔軟性を持たせるよう要求した。ブラジル国内のウランに関係する活動においては、原子力産業会社INB社が独占権を有している。
 Penna氏は「民間企業は柔軟性を確保するための憲法改正を要求している。ウランを原料としたエネルギーは地球温暖化問題の対策となるため、近年価格が急激に高騰してきた。Minas GeraisやBahia州はウランを埋蔵しているが、ブラジル国土のたった30%しか適正に調査されていない。」と述べた。
  ブラジル鉱山会社MMX社は、最近ブラジル国内でのウラン探鉱に関心がある。一方CVRDは、豪州Dioro Exploration社が豪州内に権益を持つKunderong and Kennedyウラン・プロジェクトの共同探鉱契約を、本年初めに同社と結んだ。
 Penna氏は法制度を変えることについて「政府からは何の反対意見も出ていない。」と述べ、民間企業は調査と探鉱に焦点を絞っていることを強調した。また、Penna氏はウルグアイとアルゼンチンも、民間企業によるウラン鉱山の開発を許可する法律の制定作業を行っている、と付け加えた。
 ブラジルのウラン埋蔵量は309,000tで、世界第6位にランクされる。

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