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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年9月24日 北京 土屋春明

中国・中鉱国際投資有限責任公司、豪州の未開発銅鉱床買収

 安泰科によれば、中鉱国際投資有限責任公司(以下中鉱国際)は豪州の大規模未開発銅鉱床買収について交渉している。更に、中鉱国際は豪州のニッケル鉱床についても買収する意向を持っている。
 張健総経理(元中国有色鉱業集団公司総経理)の話によると、中鉱国際は本銅鉱床を買収するために2億$の資金を調達している。従来、未開発鉱床を買収する中国企業は少なく、既存鉱山や操業を開始する予定の鉱山に資本参加する方法が中国企業の一般的手法であった。
 張健総経理は今後、中国国内の非鉄金属需要が益々拡大すると予想され、権益比率が高く自社鉱山と成り得る未開発鉱床プロジェクトに投資し、原料を調達することが重要だと語った。これまでに中鉱国際は北朝鮮の恵山青年銅鉱山の51%権益を取得している。恵山青年銅鉱山は中国と朝鮮の国境線近くにあり、現在の確定銅埋蔵量(金属量)は約42万tである。
 中国は世界最大の銅消費国で2006年の中国の銅消費量は400万tに達し、世界の消費量の22%を占めるに至ったが、銅資源は長期的に不足し、2/3以上を輸入に依存している。2020年までに、中国は銅需要量が650万tに達すると予想されている。中国は現在、莫大な外貨準備金を保有し、非鉄金属企業による海外投資事業を中国政府は奨励している。
 中鉱国際は、銅鉱床以外に800~1,000万A$を投入し、豪州でニッケル鉱山の探査・開発を行う計画である。同公司は同時にロシア、インドネシア、北朝鮮などの国々で大規模鉱床の開発事業について交渉している。

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