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ニュース・フラッシュ

2007年10月2日 サンティアゴ 菱田 元

チリにおけるRio Tintoの最近の探鉱状況

 2007年9月27日付の地元紙等は、最近のチリにおけるRio Tintoの探鉱状況について以下のように報じた。
  Rio Tintoは1989年にチリに進出して以来、1億$で90件の探鉱プロジェクトを実施してきた。同社はBHP Billitonと提携しチリ民営部門で最大の銅鉱山Escondidaの株式を30%所有している。同社の最近の計画にAngeliniグル-プと組んでのチリ第Ⅰ州Las Vicuñasでの銅の探鉱プロジェクト及びチリ第Ⅴ州とアルゼンチンとの国境沿いにあるAmos Andrés金鉱床の探鉱プロジェクトがある。
 「チリ第Ⅰ州から第Ⅶ州の間に鉱区を持っており、チリの北部と中部で探鉱を実施中である。チリ北部のいくつかの鉱山のように長期間にわたり鉱山開発が実施できるような大きな銅鉱床を確認することに探鉱の方針が向けられている。」と1993年から同社に勤務するArturo Correa探査部長は語った。
 この目標達成の一環としてPutre近くのChoquelimpie金・銀鉱床の下部の銅鉱床探鉱のため、2006年末にチリ石油会社Copecの子会社Vilacollo社が所有するCan Can社と提携したが、この探鉱は現在中断されている。Choquelimpieプロジェクトは自然保護地区に指定されているチリ第Ⅰ州Las Vicuñasに含まれるが、チリ社会党のFulvio Rossi下院議員が率いる議員グル-プは、ここでの探鉱を州当局が許可したことを問題にした。これを受け、州当局はボーリング探鉱を中止させ、Vilacollo社が行ったこの地域の探査についての環境影響宣言の代わりに環境影響調査の提出を求めることを決定した。
 このため、まだこの地域ではボーリング探鉱が実施されておらず、Rio Tintoはこの計画のつまずきからなかなか脱出できない。
 同社はこの他にチリ第Ⅴ州とアルゼンチンとの国境にまたがるAmos Andrés金プロジェクトを所有している。

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