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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2007年10月3日 シドニー 永井正博

BHP Billiton、鉄鉱石価格交渉に運賃差でプレッシャー

 BHP Billitonは、鉄鉱石契約販売方式を変える意向であり、北アジアのバイヤーとの交渉期間中は安いフレートで埋め合わせする契約価格は保証しないと発表した。
 アナリストによると、鉄鉱石市場はタイトであり、スポットマーケットではインドからの低品位鉄鉱石が150US$/t以上で取引されており、これはオーストラリアの鉄鉱石のFOBの3倍に近い。
 UBS投資銀行によると、オーストラリアから中国へのフレートは27US$/tでブラジルのCVRDから中国へのフレート40US$/tより安い。この運賃差を埋め合わせするよう鉄鋼メーカーにプレッシャーをかけるべきとの議論がある。
 2005年にBHP Billitonは、買い手がブラジルからの鉱石より安いフレートの分をプレミアムとして負担すべきと主張したが受け入れられなかった。Rio Tintoは2005年と同じ議論をすることは拒んでおり、新しいCEOのTom Albaneseはこの問題は次のベンチマーク価格交渉の議題に乗せるべきと指摘した。
 BHP Billitonは、2006年、Pilbaraの鉄鉱山から105百万t/年の鉄鉱石を産出し、2007年は年間生産能力を300百万t/に拡大する予定。
 アナリストは、次の価格交渉で鉄鉱石価格は20~50%上がると予想している。

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