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ニュース・フラッシュ

2007年10月8日 メキシコ 小島和浩

メキシコ・バウエラチ多金属プロジェクトの予備評価

 タイラー・リソーシズ社(Tyler Resources Inc. 本社アルバータ)は、メキシコ・チワワ州に保有するバウエラチ(Bahuerachi)プロジェクトのMain Zoneポーフィリー鉱床が大規模露天掘り鉱山として開発可能なポテンシャルを有することが、同プロジェクトのScoping Studyによって確認された旨、2007年9月27日付け同社HPに発表した。同HPの発表の概要は以下のとおり。
 同プロジェクトのMain Zone鉱床は、メキシコ最大の銅、亜鉛、モリブデン鉱山の一つとなるポテンシャルを有しており、さらに副産物として金、銀の生産が可能である。同鉱床の精測及び概測資源量(measured and indicated resources)は238百万t、予測資源量(inferred resource)は12百万t、平均品位は銅 0.425%、亜鉛 0.926%、モリブデン 0.0081%、金 0.04g/t、銀 4.95g/tと見積もられている。金属価格を銅 1.5US$/lb、亜鉛 0.80US$/lb、モリブデン 15.00US$/lb、金 500.00US$/oz、銀 10.00US$/ozと想定した場合、同プロジェクトの年平均生産量は、銅 183.76百万lb(83,352t)、亜鉛 311.26百万lb(141,185t)、モリブデン 2.33百万lb(1,057t)、銀 2.77百万oz(86t)、金 14,180oz(441kg)、鉱山寿命は12年と試算される。
 粗鉱処理量は60,000t/日を想定しており、総資本コスト(total capital costs)は619.25百万US$、コスト回収期間は4年と見積もられる。また、平均操業コスト(operating costs)は1.23US$/lb-Cuと試算されるが、副産物クレジットを含めた場合は、0.28US$/lb-Cuとなる。割引率を8%とし、前述の金属価格を採用した場合、税引き(28%)前の正味現在価値(NPV)は343.8百万US$、内部収益率(IRR)は19.2%と試算される。
 現在、同社はプレFS作業を進めると同時に、さらなる資源量の増加を目的とした試錐探査を実施している。

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