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鉱種:
レアメタル
2007年10月10日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア・Timah社、錫の溶鉱炉2基増設

 地元紙等によれば国営鉱山企業Timahは2007年10月5日、2008年1月までに7,000t/年の錫生産能力を持つ溶鉱炉2基を増設することを明らかにした。同社Wachid Usman社長は、ロンドンでのインタビューに答えて、1基は11月までに操業を開始、残る1基は2008年1月までに操業を開始すると述べ、これにより同社全体の年間生産量を2006年の4万4,000tから、2007年は4万5,000t~4万8,000tにまで引き上げるとした。2007年の錫の平均価格は13,899US$/tで前年に比べ59%上昇し、8月7日には史上最高値(1989年以来)となる17,050US$/tを記録している。2008年の錫相場は、アジアの生産者による生産量の落ち込みから高値圏で推移すると見ており、生産能力の増強は需要家の要請に応えたものであると述べている。錫国際調査研究所(International Tin Research Institute)のデータによれば、錫の主要生産者であるThailand Smelting and Refinery、Malaysia Smeltingの2社はともに2007年の錫の生産量を2006年に比べそれぞれ12%、39%低下させた。

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