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ニュース・フラッシュ

2007年10月15日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Quadra社の米国鉱山開発、裁判所による排水許可申請却下により苦境

 カナダ・Quadra社は、アリゾナ州Carlota銅プロジェクトの排水許可が裁判所により拒否されたと発表した。裁判所は、同社に対して、本件を米国環境庁に差し戻し公害物質除去(NPDES)に係る許可を取得するよう要請した。
 同社は、裁判所の決定をレビューし、環境庁、法務省と協議の上、次のステップを検討するとしている。この裁判所の決定に対し、上告が認められれば、現在取得している排水許可は有効となるが、逆の場合には52日で失効する。
 会社は、遺憾の意を表しながらも、同鉱山建設を継続し排水問題の解決策を検討するとしており、既に、現排水許可取得に当たっては、湖の水質改善のため自社に関係ない廃止鉱山の浄化も行う旨述べている。
 Quadra社は、バンクーバーに本拠地を置く中堅クラスの銅鉱山開発操業企業で、米国ネバダ州Robinson鉱山(2005年の銅生産量5.7万t、金生産量2.5t)を保有。また、アリゾナ州のCarlota銅リーチングプロジェクトを建設中。南米チリ第Ⅱ州Sierra Gorda地域では銅-モリブデンプロジェクトを展開中。

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