閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年10月16日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン・Kirchner大統領が鉱業活動支援の声明を発表

 10月5日付の地元業界紙によると、アルゼンチンのNestor Kirchner大統領はSun Juan州を訪問中に鉱業部門の支援を表明したとのことである。Kirchner大統領は出身のSanta Cruz州を引き合いに出し、「私は鉱業の州の出身で、鉱業を守る。」と述べた。大統領はSanta Cruz州で知事を務めていた時期に、南アフリカのAngloGold Ashanti社が操業するCerro Vanguardia金・銀鉱山の開発を促進させた経緯がある。
 2007年複数の州が鉱業活動の展開を妨げる法律を通過させたが、鉱業部門を支援するとの大統領のこの公式発言は、それ以降初めてのものである。2003年に反鉱業の法律を通過させたChubut州とRio Negro州に続き、Mendoza州、Tucuman州、La Rioja州、そしてつい最近はLa Pampa州が同様の法律を通過させた。
 アルゼンチンの地質鉱物調査所SEGEMARが公表した数字によると、現在から2010年までの鉱業部門への投資は85億US$に届き、これにはSan Juan州のPascua Lama金プロジェクト(Barrick Gold)やEl Pachon銅プロジェクト(Xstrata)が含まれる。鉱業省が公表した数字によると、2006年の鉱業部門への投資額合計は12億US$であった。

ページトップへ