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ニュース・フラッシュ

2007年10月22日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Labrador州の先住民、ウラン開発のモラトリアムを示唆

 カナダのLabrador 先住民政府は、同州Nunatsiavut(先住民の居住地であり、New Brunswick州と同程度の面積)でのウラン開発のモラトリアムを導入した。モラトリアム導入に当たり、先住民代表は、ウラン開発に伴い発生する放射性物質について、その廃棄、貯蔵に関する懸念を指摘している。
 カナダ・Aurora Energy社は、当地のMichelin Lake、Jacques Lakeで、露天掘と坑内堀によるウラン鉱山開発を計画しており、先住民の懸念解消のため、ウラン開発を行っているサスカチュワン州での許可状況を説明し、理解を求める模様。
 関連した動きとして、先月、ウラン開発のモラトリアムが解除されたヌナバト準州北極地域のコミュニティにおいても開発に伴う放射性廃棄物による水質、環境汚染への不安が広がっている。
 なお、Aurora Energy社は、州・連邦政府の環境評価に関し、2007年末までのプロジェクト審査登録を計画しており、これが許可されれば同州では初のウラン開発プロジェクトとなる。

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