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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ レアメタル
2007年10月22日 ロンドン 高橋健一

南ア・相次ぐプラチナ鉱山事故により生産量に影響、プラチナ価格は上昇

 各社報道によれば、プラチナ生産第1位Anglo Platinum社の南アRustenburgプラチナ鉱山において、2007年10月17日に坑内で発生した落石による死亡事故について、鉱物エネルギー省(DME)による事故調査のため、1つの立坑が同日中に、翌日には更に2つの立坑が閉鎖された。Rustenburg鉱山は同社の最大のプラチナ生産鉱山であり、今回の閉鎖により、同鉱山生産量全体の40%に当たる、1日あたり1,300ozのプラチナ生産量に影響を及ぼしているとされる。一方、Rustenburg鉱山に先立つ10月15日、同じく南ア・Northamプラチナ鉱山においても、落石死亡事故が発生した。同鉱山での生産は中断しており、こちらのプラチナ生産量への影響は、1日1,000ozと発表されている。両鉱山合計では2,300oz/日のプラチナ生産に影響を及ぼしている。この南アでの生産障害の影響により、ドル安も加わって、プラチナ市場価格は、NYMEX3月先物価格1,459.20US$/oz など、10月19日に一時最高値を記録した。
 今回の事故も含め、最近のHarmony Gold社の金鉱山における3,200人が坑内に閉じ込められた事故などを始めとし、南アでは鉱山保安関係の事故が相次いでいる。鉱山保安を監督するDMEでは事態を重く見て、保安対策強化に乗り出している。

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