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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年10月23日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・CODELCO、4事業所で環境汚染に対する罰金を科される

 10月12日付け地元紙の報道によると、衛生監査局はCODELCOに対し、同社の4事業所が河川及び海を汚染しているとして、5百万~15百万ペソ(10,000~30,000US$)の罰金を科した。違反を犯したのは、Andina、El Teniente、Salvador及びVentanasの4事業所で、同監査局はいずれの事業所も排出基準値を大幅に越えた排水を河川に放流していると発表した。
 同監査局の発表によると、Ventanas事業所の場合、2006年10月の糞便大腸菌群の検査において100mlあたりの最確数が170,000個と、規制(100mlあたり1,000個)の170倍を超える数値が検出された。また、Andina事業所では14項目の排水基準のうち7項目が規定を遵守しておらず、2006年に施行された新たな排水基準(大統領令第90号)の890倍を超える数値が検出された項目もあり、Aconcagua川の支流であるBlanco川に影響を与えている。
 Guido Girardi上院議員とAlejandro García Huidobro議員は、CODELCOも含め各企業には大統領令第90号の新規制に対応する準備期間として5年間という猶予が与えられていたにも拘わらず、このような結果となった。CODELCOのような世界的企業がチリの環境保護に対する規制を守らないのは遺憾であると批判した。
 CODELCOは、排出基準違反とそれに対する罰金を認めており、早急に排出基準を遵守できるよう、出来る限りの対策を実施すると説明している。

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