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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年10月29日 メキシコ 小島和浩

メキシコ・労働省、カナネア銅山の新労組の登録を認可

 メキシコ労働省(Secretaría del Trabajo y Previsión Social)は、グルポ・メヒコ(GM)社カナネア銅山でSTMMRM(メキシコ鉱山冶金労働組合)から脱退した労働者によって新たに結成された労働組合を正式に認可した旨、10月25日付けで発表した。発表の概要は以下のとおり。新組合はSindicato Unico de Trabajadores Mineros, Metalurgicos y Similares Independientes de Cananea(SUTMMSIC:カナネア独立鉱山冶金等単一労働組合)の名称で登録された。エルナンデス(Francisco Alfredo Hernández)を組合長とした85名の労働者は、2007年9月5日に新組合の登録申請を労働省組合登録総局(Dirección General de Registro Asociaciones)へ提出した。新労組は労働法の規定するあらゆる要求を満たしたため認可された。
 一方、GM社の子会社SCC社ハビエル・ガルシア操業部長は、新聞社のインタビューに対し以下のことを明らかにしている。カナネア銅山のストライキによるGM社の損失は、約4百万US$/日、産銅量は15千t/月の減産、3か月間のこのストライキによる売上高の減少は350百万US$となる。2007年終了前に裁判所の好意的な裁定によってストライキ問題が解決すること及び中期的には独立した新労組との雇用契約に関する合意が達成されることを期待する。カナネア銅山の鉱山、選鉱及びSX-EWプラント拡大プロジェクトの中止により、ペルーへの投資が成就し生産が向上する2011年までのGM社の産銅量は、70万t/年程度にとどまると推測される。ストライキ問題が解決し労組との安定した雇用関係が成立したとき、これらのプロジェクトを再開する。

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