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ニュース・フラッシュ

2007年10月29日 バンクーバー 大野隆幸

カナダ・2007資源投資カンファレンス開催される

 10月21日(日)及び22日(月)の2日間、トロントにおいて「2007 Resource Investment Conference」が開催された。これは、Cambridge House International Inc.が主催する資源投資カンファレンスで毎年6回程度開催(2008年の開催予定:1/20‐21 Vancouver、2/9‐10 Phoenix、4/12‐13 Calgary、6/15‐16 Vancouver、10/5‐6 Toronto、10/28‐29 Montreal)されている。
 今回のカンファレンスにおいても昨今の強気な資源市場を背景に、40人以上の専門家による講演と約400社もの鉱業関係企業(ジュニアカンパニーが中心)がブースを出展。週末を含む開催ということもあり、一般投資家の姿も大勢見受けられ、会場は投資家たちやその資金獲得を目指す企業の熱気に包まれていた。
 以下、今回のカンファレンスに参加して感じたことを簡単に紹介することとしたい。
 つい先頃までは、中国とインドの成長こそが資源投資の最大要因として異口同音に述べられてきたが、今回のカンファレンスでは、US$安とサブプライムローン問題によるUS$への不安と米国経済への不安がフォーカスされ、原油高との相関関係について言及するコメンテイターが多かった。
 その上で、カナダは資源国であり、C$はUS$に対して37年ぶりの高値圏となっていることから、米国の景気動向がカナダの今後の資源産業に与える影響に注目しているとも述べていた。
 これらの要因が、結果として原油や金などの資源コモディティを投資先として勧める要因となっている模様。なお、懸念材料のひとつとして、アルバータ州政府の原油開発等に対する新たな負担増の懸念が示されていたが、26日になってアルバータ州政府は、2010年までに州政府のロイヤルティ比率を引き上げると発表。石油、天然ガス並びにオイルサンド業界への新規投資にマイナス要因となることは必至の情勢となった。
(詳細は、2007.10.25アルバータ州政府ニュースリリース:
http://www.gov.ab.ca/home/NewsFrame.cfm?ReleaseID=/acn/200710/22392DD724761-FBDE-835F-E66A3D7F63B82E97.html

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