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ニュース・フラッシュ

2007年11月5日 バンクーバー 武富義和

Barrick Gold、Arizona Star社を友好的に買収し、Cerro Casaleプロジェクトを支配下に

 Barrick Goldは、カナダの産金会社であるArizona Star社を一株当たり18$、現金773百万$で友好的に買収し、同社がチリで展開するCerro Casaleプロジェクトの権益51%を手中に納めることを発表。残り49%の権益はカナダの中堅産金会社Kinross Gold社(旧Bema社)が保有している。
 Barrick Goldのスポークスマンは、今回の買収の理由として、同鉱床は比較的品位が低く、開発費も25億$を超えるが、埋蔵量が膨大かつ現在の金価格が800$/ozという高水準であることを挙げている。
 Cerro Casaleプロジェクトは、未開発金-銅鉱床の中では世界最大級といわれ、推定+確定埋蔵量は10.05億t(金の平均品位0.69g/t、銅の平均品位0.25%)、金量22.9百万oz、銅量58億lb(約2.6百万t)。Arizona Star社のFSでは、マインライフは17年、金の年間生産量は990千oz、銅は294百万lbとなっている。
 なお、当該プロジェクトは、旧Placer Dome社が1998年、20百万$で51%の権益を獲得したが、2005年には経済性がないと発表。同年10月、Placer Dome社を買収したBarrick Goldは当該プロジェクトの権益を手放したという経緯がある。

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