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ニュース・フラッシュ

2007年11月5日 ロンドン 高橋健一

ロシア政府、白金族金属輸出ライセンスをNorilsk Nickelの代行国営企業に発行予定

 各社報道によれば、ロシア経済開発貿易省は、白金族金属の年間輸出ライセンスを、国営企業であり、Norilsk Nickel 社の輸出代行企業となるAlmazjuvelirexport社に発行する予定であるとし、ロシアZubkov首相が、10月31日、同ライセンスの発行に関する関連法令に署名したとする、政府プレスリリースの発表を伝えている。このライセンス発行により、Almazjuvelirexport社は、ロシア連邦からの白金族金属輸出を一元的に担うとされ、対象となる白金族金属製品は、インゴット、プレートなどの精製製品や、鉱石、精鉱などの未・半加工製品も含まれるとしている。今後、Norilsk Nickel 社は、Almazjuvelirexport社と輸出代行委託契約を締結し、これら白金族金属製品のロシアからの輸出を行うこととなる。
 従来、ロシアからの白金族金属の輸出は、各企業に長期的な割当に基づくライセンスが発行され、毎年自動的に更新されてきたところであるが、2007年に入り、急遽廃止された。この状況下で、Norilsk Nickel 社は、外国企業などとの既存の供給契約条件を遵守するため、世界市場から白金族金属を購入し、対応してきた。
 なお、Norilsk Nickel 社が世界市場の16%を占めるパラジウムの輸出に関しては、従来からの割当量によるライセンスが、2007年も有効となっており、問題は生じていないという。

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