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ニュース・フラッシュ

2007年11月12日 バンクーバー 大野隆幸

カナダ・日加協会「Gala Fall Dinner」、BC州キャンベル首相講演会に参加して

 11月7日、日加協会(The Canada-Japan Society of BC)主催の秋季パーティーが開催された。今回は、カナダ・BC州のAsia Pacific Trade Council(アジア太平洋貿易評議会)のJapan Market Advisory Group(日本市場アドバイザリーグループ(JMAG)(以下、「JMAG」1))の今後のカナダ(とりわけBC州)と日本との連携強化を図るため、キャンベル州首相をゲストスピーカーとして迎え、200人以上の両国のビジネス関係者が出席した。
  講演では、同州首相が提唱する「パシフィックゲートウエイ」の一環として、BC州と日本の関係をより強固なものとすべき、とそのパートナーシップの重要性を述べるとともに、今後、日本経済との関係強化のために連邦政府を含めた政府及び非政府機関が一体となって取り組んでいくことが必要であることにも触れ、日本にとって強力なライバル関係国である中国やインドを牽制。
 また、先に報告(5月22日報告)されたBC州と日本との連携強化のための6つの提言を着実に実行すべく政策提言がなされた。特に、石炭・木材・鉱業資源などの輸出やツーリズム産業にとって注目すべき発言として、BC州北西部の港湾整備を始め、道路や電力といったインフラ整備の推進の必要性などについて言及。
 30分弱の短い講演ではあったが、会場は、同構想の重要性を再認識した出席者の大きな拍手と共に講演は終了した。なお、BC州の主な日系企業参入鉱山としては、Highland Valley鉱山(銅175千t/年、モリブデン3千t/年)、Huckleberry鉱山(銅34千t/年、モリブデン0.3千t/年)2などが稼動中である。
1. Asia Pacific Trade Council(アジア太平洋貿易評議会)JMAG(アーサー・ハラ会長)とは、2005年9月にBC州首相の諮問機関として同評議会の日本市場アドバイザリーグループとして設置された。
2. Highland Valley及びHuckleberry両鉱山の生産量は、いずれも2005年の年間生産量である。

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