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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年11月19日 サンティアゴ 菱田 元

チリ・Cerro Casale金・銅プロジェクト、Kinross社(カナダ)が開発スケジュールについて言及

 11月8日付の地元業界紙等によると、カナダ・Kinross Gold社は、チリ第Ⅲ州のCerro Casale金・銅プロジェクトのFS再評価を2008年に開始するため、2007年末まで探鉱ボーリングを続けると同社CEO Tye Burt氏は会議で述べた。「我々はFS再評価後の開発期間をおよそ2~3年と見ている。」と述べ、2008年のほとんどが金属回収試験及び探鉱結果の解析に費やされるであろうと付け加えた。
 Barrick社が同プロジェクトの51%権益を所有するArizona Star社の買収を提案した後も、残り49%権益を有するKinross社がプロジェクト・マネージメントの主体であると考えられている。しかしながら、Kinross社のオペレーターとしての立場は財務及び他の重要な詳細事項へは踏み込んでおらず、Barrick社と近々持たれる話し合いの中で変化し得るものである、とBurt氏は述べた。
 大規模なCerro Casaleプロジェクトは2つの理由からここ数年動きがなかった。一つは51%権益を有していたPlacer Dome社がこのプロジェクトが経済的に見合うと考えていなかったこと。もう一つは、当時のマイノリティ所有者で後に51%と49%の権益を所有することになるArizona Star社とBema Gold社が、プロジェクトを前進させるための資金を欠いていたためである。
 2007年2月のKinross社によるBema Gold社買収はこのプロジェクトの前進へ希望を与え、更にBarrick社がArizona Star社を買収するとのニュースで、市場はプロジェクトが急展開するとの期待感を抱いている。
 2006年7月のArizona Star社とBema Gold社の発表によると、開発コストがおよそ2億US$、約17年間に亘り毎年金990,000oz、銅130,000tを生産する計画であるが、Kinross社とBarrick社はこの数値は更新する必要があると述べている。
 Barrick社による773百万C$(834百万US$)でのArizona Star社の友好的買収は、既に同社の所有権35%を有するFCMI Resources社から支持を得ておりArizona社の役員会も了承している。

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