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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル バナジウム
2007年11月19日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル・Maracasバナジウムプロジェクト、Largo社(カナダ)が予備評価(Scoping Study)結果を発表

 2007年11月9日付の地元業界紙によると、カナダ・トロントのLargo Resources社は、2007年末までにブラジルBahia州のMaracas・プロジェクトの第2回目のScoping Studyの結果を発表する予定であると、同社CEO Mark Brennan氏は金曜日の会議で述べた。「我々はバナジウム単独の評価で非常に強固なプロジェクトを計画している。」とBrennan氏は付け加え、このScoping Studyの発表の後、直ちにプロジェクトのFSを開始する計画であると述べた。
 Maracas五酸化バナジウム・プロジェクトについてLargo社が新たに発表した数値は以前発表した数値よりも楽観的なものであるとのことである。11月7日にLargo社が発表した確定及び推定埋蔵量は1730万t、五酸化バナジウム品位1.44%である(五酸化バナジウムの価格を3.50US$/lb、カットオフ品位0.66%とした場合)。同社はまた、鉱量840万t、五酸化バナジウム品位2.0%、白金族金属品位0.4g/tの磁鉄鉱に富んだ鉱化ゾーンを確認している。
 Largo社のAndy Campbell探鉱担当副社長は会議で、「これらの鉱化ゾーンは非常に高品位である。世界の鉱床の多くが品位0.50%以下で採掘していることを考えると、品位2.0%は極端な富鉱帯である。」と語った。
 2007年7月にLargo社が発表した第1回目のScoping Study結果では、フェロバナジウムの価格を16.16US$/kgと見積もった場合の開発コスト120百万US$、鉱石処理量11.8百万t、五酸化バナジウム品位1.44%、露天採掘での可採年数21年と算出された。
 Brennan氏によるとフェロバナジウムは約20.00US$/lbで取引されている。このプロジェクトのPayback Periodは開発から5年と計画されており、鉱山操業期間にわたり283百万US$のキャッシュフローを生む予定で、最初の10年間はバナジウム80%のフェロバナジウムを年間5,000t生産する。その後、生産量は年間2000tにまで減少する予定である。

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