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ニュース・フラッシュ

2007年11月19日 北京 土屋春明

中国政府、外資による一部重要鉱物資源採掘禁止へ

 安泰科によれば、11月7日、国家発展改革委員会、商務部が共同で「外国企業投資産業指導目録」改訂版(以下“目録”と略称する)を公表した。2004年に修正した「目録」と比べ、外国企業による重要鉱物資源探査、開発分野への投資は大幅に制限され、新しいエネルギーの開発と省エネ環境保護技術分野では政策的に奨励策がとられている。本目録は1995年に作成され、その後1997年、2002年、2004年の3回に渡り修正された。今回の改訂版について2007年12月1日から施行される。
 2004年版の「目録」と比べ、新しい「目録」の中で外資の投資奨励項目に関して5項目が削除された。5項目は石炭及び随伴資源の探査・開発、低品位で選別・製錬しにくい鉱床の採掘、銅・鉛・亜鉛鉱床の探査・採掘、ボーキサイト鉱床の探査採掘及び硫黄、燐、カリウムなど化学鉱床の採掘・選鉱である。
 外資によるタングステン、モリブデン、錫、アンチモン、蛍石などの鉱床への探査開発投資を禁止し、燐などの鉱物の採掘・選鉱事業が制限対象となった。また、以前は西部地域の銅・鉛・亜鉛・ボーキサイト鉱床の探査・開発において外資の単独投資が認められていたが、今回の「目録」では削除された。
 今回の「目録」では循環経済、クリーン生産、再生可能エネルギー、生態環境保護、資源総合利用に関する外資による投資が奨励項目として新たに追加された。鉱物資源関連奨励項目では尾鉱回収率向上の新技術開発と応用、鉱山の生態復旧技術の総合実用などが追加された。

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