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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年11月21日 シドニー 永井正博

Lihir Gold社のMount Clear金鉱山(ビクトリア州)、落盤事故で生き埋めの27名、無事救出

 2007年11月19日朝3時30分、Lihir Gold Ltd.(本社PNG、以下Lihir社)のBallratのMount Clear金鉱山(ビクトリア州)の坑道で落盤があり、27名の鉱山労働者が300mの地下に約5時間閉じこめられた。落盤発生箇所は、主要アクセス坑道の坑口より700m、深さ110mの地点。
 けが人はなく、警報が発せられた際、鉱山労働者は2つの避難室に退避した。その後、彼らは迂回路を通り、North Prince通気縦坑より、クレーン車とつり上げバケツを使い、朝の8時までに安全に救出された。
 オーストラリア労働組合(Australian Workers Union:AWU)のビクトリア州の書記長Cesar Melhemは、組合は、Ballratの鉱山で6月19日に発生した爆発事故も懸念していたと述べた。それは、爆発後、鉱山の通気システムの機能に問題があったにもかかわらず、経営者は、労働者に鉱山に入るよう命じたからである。Lihir Gold社のスポークスマンは、6月の事故の際の州第1次産業省の調査では、鉱山会社には何の過失も見つからなかったと述べた。
 落盤事故に対して2つの調査が実施中である。Lihir Gold社は、自らの内部調査を州第1次産業省の調査と平行して実施している。調査の中で、鉱山の鉄鋼の補強材の腐食と最近の大雨が落盤の原因の可能性があるとされている。
 鉱山の操業は、岩屑が取り除かれ、インフラを修理し、鉱山が安全と確認されるまで、休止される。
 Lihir社は、2008年にBallarat金鉱山からの金を100,000oz生産することを計画しており、2010年までに 250,000ozとすることを期待している。

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