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ニュース・フラッシュ

2007年12月19日 リマ 西川信康

ペルー・ガルシア大統領が環境省の設置を提案

 業界紙等によると、ガルシア大統領は、19日に行った演説の中で、環境省の設置を提案した。大統領は、米国とのFTA交渉が成功したのは労働規約や環境保護の遵守を誓約したことが大きく影響したとし、環境省を設置することでペルーが公的な約束を守る国であることを内外に示す必要があると強調した。またバルディビアエネルギー鉱山大臣やゴンサレス国会議長も環境省の設置について前向きな評価を行った。
 一方、国内鉱山関係者も、環境省が設置されれば鉱山操業地周辺の住民たちに安心感を与え、鉱山反対運動などの対立問題を沈静化できる可能性があると指摘した。
 これに対し、イサシ鉱山次官は、11月のJOGMECとの面談の中で、鉱業に起因した環境対策は、エネルギー鉱山省が主導して行うべきであると述べ、環境省に一元化することに反対を表明している。鉱害対策が環境省に移管されるかどうかは、今後の議論の焦点の一つになるものと見られる。

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