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ニュース・フラッシュ

2008年1月13日 シドニー 永井正博

Honeymoonウラン鉱山の最終承認と環境団体のクレーム

 南オーストラリア州政府は、アデレードから北東に400kmに位置しているカナダ資本のUranium One社のHoneymoonウラン鉱山建設の最終承認を行った。
 Uranium One社の副会長Greg Cochran氏は、2008年第4四半期に最初のウランが生産されるように、鉱山への電力供給と水道供給施設の建設は直ちに開始されると述べた。
 Honeymoonウラン鉱山は、生産量が400t/年(U3O8)、約40百万A$/年の輸出と60人の雇用が確保され、マインライフは7年が期待されている。
 州政府のMichael Atkinson鉱物資源大臣代行は、鉱山は世界のベストプラクティスであるIn situ leaching法を用いて開発されると述べた。In situ leaching法は、地下水を用いて、酸とともに地下の鉱床に注入して、ウランを抽出して回収する方法である。
 しかし、Australian Conservation Foundation(以下ACF)のような環境グループは、州政府は、鉱山が放射能を地下水に残存させ、地下水を汚染することを意識的に許していると主張している。また、ACFは、州政府は、新しいウラン鉱山は認めないと言っていたので、Mike Rann首相は選挙によって洗礼を受けるべきだと述べている。
 Mike Rann首相のスポークスマンは、2007年の労働党の大会の決定は、3鉱山政策を廃止するもので、新規ウラン鉱山開発をしないという州労働党の公約に優先するものであると述べた。
 Honeymoonウラン鉱山は、現存のBeverleyウラン鉱山の半分の規模で、Olympic Damウラン鉱山の10分の1の規模である。

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