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ニュース・フラッシュ

2008年1月25日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:鉱業会議所、過去2年間のストライキによる損失額は24億US$と発表

 1月22日付け業界情報等によると、メキシコ鉱業会議所(Camimex)は、メキシコ全国鉱山冶金労働組合(STMMRM)の過去2年間におけるストライキによってメキシコ鉱業冶金分野が被った損失が約24億US$に相当する旨の声明を発表した。Camimexの声明の主旨は以下のとおり。
 メキシコは好調な金属市況を利用できず、投資計画の拡大及び新規プロジェクトの発展の機会を失っている。STMMRMのストライキは、労働問題を動機としたものではなく、法律上の問題に対応するために行っているものである。鉱業分野の労働協約の更新はSTMMRMの圧力に晒されており、同労組は他の産業分野の全国平均賃上げ率4.23%の倍額以上(10%)を要求している。
 一方、ストライキを指導するSTMMRMはCamimexの声明を虚偽のものであると非難している。同労組によれば、メキシコの鉱業労働者の賃金が8~12US$/日に過ぎないのに対し、米国及びカナダの賃金は30~33US$/時間である。さらに、同労組は、10%の賃上げ要求は、2006~07年の間に鉱業分野で売上及び収益が約30%増加したことを踏まえたものであり、企業の収益が大幅に拡大しているならば労働者がより多くの給料を受け取ることは当然であると主張している。

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