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ニュース・フラッシュ

2008年1月29日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:BioSigma社と慶応大学がバイオリーチングの共同研究実施で合意

 2008年1月21日付の地元業界紙等によると、日本の慶応大学は、BioSigma社が銅のリーチングに用いているバクテリアについて更に研究を進めるため、同社との共同研究実施に合意した。研究の主テーマは、リーチング過程においてバクテリアがどのように作用するかの知識を増やすことにある。
 BioSigma社はチリ国営銅公社CODELCOと日鉱金属とのJVで、2007年にバイオリーチングによる銅カソードを初めて生産したが、2010年までにバイオリーチングによる精製銅を10万t生産する計画である。BioSigma社は新たなバイオリーチング手法を発明するミッションは持たないが、このJVはバイオリーチング技術を効率的かつ経済的な銅リーチング手法として発展させる最前線と位置付けられる。JVは2002年に開始し、CODELCOが68.7%を所有する。
 チリではBHP BillitonのEscondida鉱山及びCODELCOのAndina鉱山が銅鉱山操業においてバイオリーチング技術を用いている。

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