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ニュース・フラッシュ

2008年2月5日 シドニー 永井正博

Mt.Gibson社、株取引停止により中国資本による買収の噂

 鉄鉱山会社のMt.Gibson Iron Ltd.(本社パース、以下Mt.Gibson社)は、1月29日の市場オープンの前に株取引停止を宣言したことから、買収ターゲットになるのではという憶測が飛び交っている。Mt.Gibson社は、取引停止は会社の株売買による経済効果を明確化するために必要であったと述べた。
 1月31日、ロシアのGazmetall Holding Cyprus Ltd.(以下Gazmetall社)は、Mt.Gibson社の株19.73%をShougang Holding社の子会社のShougang Concord社に売却した。Mt.Gibson社の最大の株主は、香港資本のAPAC Resources社で20.22%保有しているが、Sougang Holding社は、APAC Resources社の株18.05%を所有している。
 Mt.Gibson社は、Shougang Holding社が買収オファーをする意図があるかどうかは知らされていないと述べた。
 もし、Shougang Holding社がMt.Gibson社を買収したら、中国企業によるオーストラリア鉱山会社買収の初期のケースとなる。Shougang Holding社は、外国投資調査委員会(Foreign Investment Review Board:FIRB)に承認を求めている。
 中国のSinosteel社がMidwest社の買収についてFIRBの承認を得たことから、連邦政府は中国資本によるオーストラリア会社の買収を認めるのではないかと言われている。

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