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ニュース・フラッシュ

2008年2月7日 リマ 西川信康

ペルー:不法採掘の取引規制法案

 近年の金属価格高騰によって鉱業活動が活発化する中、政府による監督の行き届かない不法採掘業者による脱税が問題となっている。
 業界紙等によると、このような状況を改善するため、アプラ党のバルタ議員を中心とした議員グループは鉱物取引を規制する内容の鉱業法改正案を国会へ提出した。
 同法案によれば、不法採掘の85%が金を対象に行われており、2006年の不法採掘による金生産量は24tに達し、ペルーの金生産量全体の10%を占めた。これは、現在の金属価格に換算すると3億9千万$の売上高となるが、納税は全く行われていない。さらに不法採掘が金の密輸に関連している可能性を指摘している。
 改正法案は、国内外における自由な鉱物の商取引を認めている現行の鉱業法第3条を対象としており、鉱物の販売及び輸送を行う場合、エネルギー鉱山省地方局或いは同等の権限を持つ機関が発行する証明書の取得を義務づけることを提案している。

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