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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2008年2月15日 シドニー 永井正博

豪州:Rio Tinto、Fortescue社がRobe River鉄道とHamersley鉄道へのアクセス権を求めた訴えで敗訴

 2月14日、Rio Tintoは、オーストラリア競争特別委員会(Australian Competition Tribunal:ACT)*が、Fortescue Metal Group社(本社パース、以下Fortescue社)がRio TintoのRobe River鉄道とHamersley鉄道へのアクセス権を求めた企てに関連して、議論を停止することを求めていた連邦裁判所への訴えで敗訴した
 Fortescue社は、BHP BillitonのMt.Newman鉄道にアクセス権を求めて、公正取引委員会(National Competition Council:NCC)へ訴えていたが、2007年7月に、NCCは、Fortecue社がMt.Newman鉄道に地点-地点間(point-to-point service)に限り、アクセスすることを認めた。
 今回は、Fortescue社は、Rio TintoのRobe River鉄道とHamersley鉄道へのアクセス権を要求したが、このケースは、BHP Billitonのケースの再考となるため、ACTの扱いとなった。
 Fortescue社は、Mt.Newman鉄道のケースを下に、Rio Tintoの鉄道にもアクセスできると主張し、Rio Tintoは、Fortecue社のリクエストは、すべての地点(all-point service)へと変わっており、Mt.Newman鉄道のケースの再考ではなく、ACTが取り扱うものではないと主張した。
 連邦裁判所は、Rio Tintoに対し、Rio Tintoの定義に関する議論は根拠が薄いもので、貿易実行法(Trade Practices Act,1965)の下で、インフラストラクチャーの利用は、1社だけのものではなく、国全体として利益がでるようにサービスされるべきという結論に達した。連邦裁判所は、敗訴したRio Tintoに裁判費用を負担するよう求めた。
*Australian Competition Tribunal(ACT):Australian Competition and Consumer Commission(ACCC)、National Competion Council(NCC)のような公正取引委員会によってなされた決定を再ヒアリングし、再考するためのレビュー機関。

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