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ニュース・フラッシュ

2008年2月18日 ロンドン オーエン溝口佳美

南ア:ソンジカ鉱業エネルギー大臣Mining Indaba 2008でのスピーチ

 2008年2月5~7日に、今年で第13回目を迎えるアフリカ鉱業投資会議『Mining INDABA 2008』が、南アフリカのケープタウンで開催された。同会議の第一日の幕開けとして、南アフリカ共和国ソンジカ鉱業エネルギー大臣がスピーチを行なった。このスピーチで、鉱山生産障害を招いた同国の電力不足について触れ、長期的には、同国の電力の主要消費者である鉱業産業界と今後の供給状況を改め、より効率的なエネルギー消費及び革新的なアプローチに取り組みたいとの意向を示した。また、鉱物生産国として、鉱物の付加価値及び金属の加工(ベネフィシエーション)を国内で今まで以上に高めることは重要であると指摘し、大臣は、とりわけ、金、白金族(Platinum Group Metals)、銅、鉄、マンガン等の鉱物資源のベネフィシエーションの自由化を図り、2008年後半にはベネフィシエーションに関する法律をまとめると発表した。このほか、大臣は、2007年6月1日に施行された欧州化学品規制REACHについても、同国政府は開発途上国が遵守しやすい規制として改正案提出を検討しており、今後もEUに対して働きかけ続けるとの意向を示した。また、同国における鉱業分野への外国投資促進について、同国の経済改革は順調に進んでおり、鉱業分野が大きく同国の経済成長や貧困状況の改善に大きく貢献していることに言及し、更に、同国が保有する鉱物資源の多くは未開発で、今後も鉱業への投資を歓迎すると発表した。鉱業分野は、南アフリカのGDPのおよそ16%を占めている。

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