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ニュース・フラッシュ

2008年2月19日 北京 土屋春明

中国アルミ業公司、Alcoa社とRio Tintoの権益12%買収

 安泰科によれば、2月1日に中国アルミ業公司とAlcoa社は世界的な鉱山会社であるRio Tintoの権益12%を買収した。買収に当たっては、中国アルミ業公司は、子会社であるシンガポールに拠点を置くShining Prospect社を通して行い、買収を中国開発銀行が支援した。買収額は140.5億US$で、海外における中国企業最大の投資額となった。
 中国アルミ業公司は国務院の承認の基、2001年2月23日に設立された。現在、アルミナの生産で世界第2位、アルミニウムの生産で世界第3位、アルミ加工製品の生産で世界第5位である。2007年の生産量は、アルミナ1,046万t、アルミ及びアルミ合金356万t、アルミ加工製品79.8万tである。
 また、中国アルミ業公司は中国政府の支援の下、世界的な鉱山会社に変貌しようとしている。中国アルミ業公司は、主要業務をアルミのみならず、銅、レアアースなどの採掘・選鉱、製錬、加工分野へ拡大しようとしている。同公司は2007年8月にペルー・カッパー社、2007年末に中国第3位の銅生産企業雲南銅業公司を買収し、現在、同公司の保有する銅資源量は国内外あわせて1,200万t(金属量)である。

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