閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年2月25日 リマ 西川信康

ペルー:Toromochoプロジェクトの鉱害対策費用は1億$

 業界紙等によると、中国アルミ業公司(CHINALCO)は、子会社であるPeru Copper社のToromocho銅開発プロジェクト(フニン県)内に存在する旧廃止鉱山鉱害対策として、住民の移転や汚水浄化施設の建設などに総計1億$を拠出する見通しであるとこを明らかにした。
 Peru Copper社の環境対策部長によれば、旧廃止鉱山鉱害の内訳はズリ山868か所、廃さい堆積場15か所、露天掘り跡数十か所、坑口114か所、Kingsmill坑からYauli川に流出する酸性坑廃水等であるとし、同社は既に3,500万$を投じて環境・社会対策を行ってきたという。特に、主要な鉱害対策として70年間にわたって周辺地域を汚染してきたKingsmill坑の酸性坑廃水浄化プラントの建設については、240万$を投資し、2008年3月にはプラント建設の業者を選定、プラント完成は2008年末の予定であるとしている。さらに、鉱床の真上に居住する住民5千人の住居を買い取り、インフラ設備の整った住宅への移転を行う計画に3千万$が拠出される予定である。
 Peru Copperは、2008年6月までに同プロジェクトに関して開発オプション権を行使するか否かの決定を行う。開発された場合、同プロジェクトは2011年或いは2012年に国内最大級の銅鉱山(年間生産量は27万3千t)となる見通し。

ページトップへ